食品の表示
 
  食品の表示には、品質表示基準、公正競争規約、計量法、栄養改善法、食品衛生法
  そして各自治体による条例等の色々な法律の規制があります。
  中でも食品衛生法に基ずく表示は、食品の衛生や安全を守る為の情報を示すものです。
  その表示に今年4月から新たに、「遺伝子組換え食品の表示」「アレルギー食品の表示」
  「保健機能食品の表示」が加わりました。
 
    『遺伝子組み換え食品の表示」 
  特に遺伝子組換え大豆 と 非遺伝子組換え大豆について』
  GMO(=GeneticallyModifiedOrganisms)とは
  「遺伝子組換え体」を意味します。
  MON−GMO大豆とは非遺伝子組換え大豆のことをさします。
  科学技術の進歩により、農産物の遺伝子の一部を、他の生物から取り出した有用な
  遺伝子と組換えることによって品質の改良をすることができるようになりました。
  これを遺伝子組換え技術といいます。
  この技術は、病害虫などから農作物を守るため、世界各国で行われている品質改良の
  研究等で発展してきました。遺伝子組み換え食品とはこのような遺伝子組み換え技術を
  応用して品種改良した農作物とその加工食品をいいます。
  現在、国内で流通しているものは、大豆、とうもろこし、馬鈴薯、菜種、綿実の5農作物と
  その加工食品です。
  大豆の主要生産国である米国では、1990年代の後半、GMO大豆の作付が増加
  したことにより大豆全体の生産高が飛躍的に伸びました。
  現在開発されているGMO大豆は除草剤耐性を持つものが主流で、高単収(エーカー
  当たりの単位収量が多い)であるとともに、生産コスト低減や除草剤散布回数の削減
  が可能となるなどの利点があります。
  しかし、食品や環境に関する安全性については、現在でも様々な議論があり、
  食品向けにはMON−GMOの大豆人気が高まりつつあります。
  ※ルークでもこの非遺伝子組換え大豆を使用し、お客様により安全な商品を提供
   するよう心がけています。
   『表示の方法

   ・遺伝子組み換え食品の場合   

   「遺伝子組替え食品」等  義務表示

   ・遺伝子組み換え食品と非遺伝子組み換え食品が分別されていない場合

   「遺伝子組換え不分別」等  義務表示

   ・非遺伝子組み換え食品の場合

   「遺伝子組み換えでない」等  
任意表示